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VALUは個人を応援するサービス
2017年5月31日にリリースされてから爆発的に広まり、ホリエモン氏やイケダハヤト氏だけでなく多くの芸能人も参入しています。
VALUは個人を応援出来るという今までにない尖ったサービスで、支援方法は主に資金面になります。
一般的な資金調達方法は株式や銀行融資になります。その前提として、企業である必要があります。しかし、VALUの対象は個人。個人が自由に資金調達をすることが出来るのでかなり話題になっています。勿論、皆さんは応援する側にも、応援される側にもなれます。
それでは実際にVALUの仕組みを見ていきましょう。
まずは応援されたい人がVAを発行し、応援したい人がそのVAをお金を払って購入します。そして、VAを発行した個人には「資金」が、応援者には購入した「VA」が手元に残ります。
VALUを利用することで応援したい個人に資金を渡すことが出来ます。例えば、今までは好きなクリエイターさんを応援しようと思っても、出来ることはその人の作品を買ったりすることくらいでしたよね。しかし、応援者がVAを購入することでVALU発行者は資金調達することが出来ます。
VALU発行者は、その資金を作品の制作費や遠征費などにあてることができ、活動に専念出来るという訳です。これはやりたいことがある個人には大きなメリットです。
無名な頃はやりたい活動があったとしても、生活をするためにバイトを掛け持ちしたりして、活動に専念出来ない時間が多いですからね。。。
VAを購入したVALUER側のメリット
勿論、VAを購入して応援をするVALUER側のメリットもあります。
優待制度優待内容はVALU発行者が自由に設定することが出来るのですが、実際に見てみるといろいろなものがあって面白いですよ笑VAを買ったVALUERのメリットは「優待制度」です。VALU発行者は自分のVALUERに独自サービスを提供することが出来ます。「私のVAを買ってくれてありがとう、お礼をしますね!」というもの。
ブロガーで多いのは「自身のSNSで記事や商品を紹介します!」というもので大きな宣伝効果が期待できます。他にも「専門分野の相談にのります!」というものや、有名人であれば「出会ったときに握手やサイン、写真撮影に応じます」というものまであります。
このように「この人めっちゃいい絵師さんだな〜!もっと有名になってほしい!」といった個人を応援したいという理由で購入したり、「この人の優待は魅力的だから受けたい!」といった理由から購入するというのもありです。
しかし、VALU発行者が付ける優待は義務ではありません。付けていない方もいるので、優待に重点を置くのであればちゃんと確認するようにしましょう。
VALU発行者の注意点
次にVALU発行者が注意しないければいけない点は、VALUは信頼の取引であるということです。知らずに後悔しても遅いので最低限これらのことは把握しておきましょう。
過度な優待は危険
VAを購入してもらうために過度な優待を付けることは自分の首を締めることになる可能性があります。例えば「無制限に専門分野の相談にのります」といった、継続的に時間や労力を消費する優待を付けたとします。今後はVAを売却する度に、新規VALUERは増えていき、その優待に費やす時間労力が増え続けます。
自分のVAを自分から購入してもらう分には、資金調達が出来るのでいいかもしれません。しかし、VALUER同士で売却が起こった場合は新たな資金調達がないにも関わらず、優待を行わなければならなくなります。
頻繁にVALUER同士で売却が行われるようになったら、その時間労力はどんどん増えていってしまうでしょう。自分も無理なく、そしてVALUERが満足出来る自分だけのオリジナル優待を考えましょう。
運営方法によってはVALUERの信頼を失う
例えば最初にVA売却だけしておいて、その後にVALUERに活動報告を一切しなかったり、最初に掲げた優待を実行しなかったりするのは危険です。
当然ですが、いい加減な運営をしていると自身の信頼を大きく損なうことになってしまいます。VALUは信頼の上に成り立っているため、運営方法によっては自分のファンを失うリスクもあるのです。常に自分を応援してくれるVALUERのことを考えた運営をするように心掛けましょうね。